『アジアン・アーバン・スタディーズ/二本立て!』 講演、ワークショップの開催について(11/9~11)
2018年11月1日
景観デザイン専攻では、インドネシアの講師による講演とワークショップを連続開催します。
アジア・グローバルの視野で私たちの生きる都市と社会を理解する方法の最前線に触れることのできる貴重な機会です。専攻や学年を問わず積極的にご参加ください。
講演
『都市の回復可能性を担う市街集落』
日時 平成30年11月9日(金)18:00 〜 19:30
会場 景観デザイン演習室(1F)
講師 レトノ・ハスティヤンティ博士(UNTAG スラバヤ大学建築学科准教授・都市居住研究所所長)
対象 本学学生、教職員、一般の方
主催 景観デザイン専攻、国際交流センター
<内容>
インドネシア第二の大都市であるスラバヤ市では、大半の市民は現地語で「カンポン」と呼ばれる都市全域に大きく広がる都市集落に居住しています。この講演では、このインドネシア都市に固有の居住空間・居住文化の紹介を通して、秋田をはじめとする日本の都市にも共通する「開発することだけでは持続ができない」都市の本質について皆さんとともに考えてゆきます。
ワークショップ
『METAPOLA: 現代社会のパターン生成』
日時 平成30年11月10日(土)・11日(日)10:00 〜 18:00 の二日間プログラム
会場 景観デザイン演習室(1F)
講師 ビンタン・プトラ(都市活動家/OHS共同代表)+岸健太(本学大学院教授/OHS共同代表)
※「OHS (Operations for Habitat Studies)」は、2010年よりインドネシア・スラバヤ市を拠点にアート・ベイスドの実験的活動に取り組んでいるアーバン・スタディーズ組織です。
主催 景観デザイン専攻、国際交流基金、OHS
<内容>
伝統的な日本の着物やインドネシアのバティック布に描かれる「絵柄のパターン」からは、過去の社会や自然の環境を伺い知ることができます。では、現代においては「パターン」はどのようなものの中に見いだされるのでしょうか。現代においては、産業や情報によりつくられた様々な「パターン」を、私たちの生活環境の中に次々と発見できるはずです。このワークショップでは、初日(10日)の学外フィールドワークをで「パターン」のドキュメント(記録・収集)をおこない、二日目のスタジオ作業でそれを印刷可能なグラフィック・パターンとして制作します。ワークショップの成果は、インドネシアで実際に布地に印刷することを予定しています。
ワークショップの参加希望やお問い合わせは、大学院教授・岸(kishi@akibi.ac.jp)までお寄せください。
※参加条件は、11月10日(土)・11日(日)10:00 〜 18:00 の二日間プログラムに「全て参加」できることとします。