男鹿【STEP2】7/16(土)
歴史・体験『古跡巡りと山里の暮らし』
- [形式]
- フィールドワーク
- [日程]
- ①8:40 集合/里山のカフェ ににぎ
|
②真山入口(塞の神/耳どっこ)周辺散策
|
③なまはげ直売所前 通貨
|
④万体仏
|
⑤鳥居~馬頭観音~墓地前~庚申塚~なまはげ館前
(②~⑤の所要時間は 約1時間30分)
|
⑥10:30頃/真山神社〔旧 赤神神社〕Uターン
※ 当日は例大祭の為 妨げにならない様に気をつける。
|
⑦11:00頃/里暮らし体験塾 小さなワラ細工づくり
(担当:里暮らし体験塾/福留すみえさん・材料費/1人 300円)
※ 参加・不参加は各自 自由です。
HP> https://www.namahage.co.jp/sato/
|
⑧13:00~昼食 @里山のカフェ ににぎ(おにぎり&味噌汁)
地元のお米で炊飯(おにぎり作り)
|
⑨14:00以降
STEP1・2のおさらいとミーティング(8/4のスケジュール確認と今後の予定について)
|
⑩16:00解散 - [拠点]
- 男鹿市北浦 真山地区
- [担当]
- 山内貴博(秋田公立美術大学景観デザイン専攻 准教授)
井上豪(秋田公立美術大学美術教育センター 准教授)
萩原 千尋 (秋田公立美術大学景観デザイン専攻 助手)
地域アドバイザー/企画運営:猿田真(里山のカフェににぎ主宰) - [概要]
- 男鹿半島には大きく分けて2つの山、西側にお山(真山・本山・毛無山)、東側に寒風山が存在します。STEP2は西側の真山地区に焦点を当て、『万体仏』や『馬頭観音跡』、古い『墓石』や『庚申塚』等様々な古跡を巡りながらフィールドワークしまし、男鹿半島の歴史を体験し、今後のレジデンスプログラムに活かす為の素材集めを目的としています。
レポート
2回目のフィールドワークは男鹿市北浦 真山地区を巡りました。
真山(しんざん)は地元男鹿半島では本山と共に『お山』と呼ばれ、現在では真山神社の他に『なまはげ館』や『なまはげ伝承館』といった新しい観光施設もありますが、古くから信仰と歴史のある地域です。
まずはじめに真山集落の入口であり三集落(北浦・相川・真山)の境目で厄除を意味し塞の神下に位置するという耳にご利益のあるお地蔵様『耳どっこ』や庚申信仰とも関係のある『青面金剛』を訪れここからスタートしました。
真山地区は両方を小さな川に挟まれており神社にいくまでは尾根を歩いて坂道を登っていく事になります。
古くは羽後國眞山村として多くの民家が上の方(神社周辺)に在り、山林の植林や伐採等の管理を行っておりましたが、明治以降はほとんどの住民が山から降り、水田が開墾され高台の渕に民家が築かれていくようになります。
神社まで行く途中は『万体仏』や『馬頭観音跡』、古い『墓石』や『庚申塚』等様々な古跡を巡りながらフィールドワークしました。
また当日は真山神社・例大祭が行われており神社境内では神楽の演奏があり、受講生や学生達も笙の音色にしばし耳を傾けお祭りの雰囲気を感じておりました。その後、なまはげ館隣の『里暮らし体験塾』の方より民芸品の展示物や里の暮らしについて話しを伺いました。お昼は『里山のカフェ ににぎ』より提供していただいた地元のお米で焚いたおにぎりや手づくり味噌の味噌汁を味わい、これまでのおさらいと今後の予定を話しあいました。