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2018.02.15 UPDATE

2/16(金)〜開催!「男鹿/『神々と生きる島』展」

1月20日、AKIBIplus男鹿では秋田公立美術大学アトリエももさだホールで川村亘平斎 影絵公演「マツリ・イノリ・オドリ・テ・來タリ」を開催しました。公演当日は立ち見を含む120名以上のお客様にお集まりいただきました。

この時上演した影絵作品を滞在制作したアーティストは、ミュージシャン・イラストレーター・影絵師として国内外でご活躍されている川村亘平斎さんです。
川村さんは、全国各地でその土地を題材にした影絵作品の制作も行なっています。

1月9日~20日まで、約20日の本当に短い期間の滞在で、川村さんは男鹿半島のあちこちをフィールドワークして題材を見つけ、約1時間の「オンガトンガ」の物語を完成させ、AKIBIplus男鹿の受講生・学生・一般参加者とともに公演してくださいました。

「オンガトンガ」は、海に浮かぶ怪獣の島。ある日、この島に青年・アオが船で流れ着きます。アオは、島で暮らすトワという少女、鹿のマヤマ、蛇のシミズに出会います…
この物語にはファンタジーでありながらも、男鹿の風土や歴史を凝縮した要素が散りばめられています。トランペットなど楽器の生演奏や、来場者の飛び込み出演を交えた、エキゾチックで幻想的な世界に引き込まれました。

川村さんの影絵は、スクリーンのオモテとウラを自由に行き来できます。公演中も、たくさんの子どもたちがバックヤードにまわって目をみはらせていた光景がとても印象的でした。
上演後は、来場者をスクリーンの裏側に案内して影絵の種あかしと、出演者によるアフタートークを行いました。
川村さん、そしてスタッフのみなさん、ありがとうございました!

「オンガトンガ」の物語は、上演後の反響も大きかったので、もしかしたら、いつか、どこかでまた見られる機会があるかもしれません。その日がやって来るのを楽しみにしていましょう。

そして、「オンガトンガ」の物語を見たかった、もう一度見たい、裏側はどうなっていたの?という方に朗報です!

AKIBIplus男鹿では、2月16日(金)~25日(日)に川村亘平斎さんの影絵の映像上演を男鹿市・秋田市の2会場で同時開催します。

男鹿(@里山のカフェににぎ)では、オモテから見た影絵を、そして秋田市(@studio)では、スクリーンのウラから見た影絵を映像で公開します。
秋田市での開催は、川村さんのご厚意により急遽決定しました。3年間にわたり実施したAKIBIplusもいよいよこの展示で本当のフィナーレです。男鹿市と秋田市、オモテとウラをはしごしながらお楽しみください。

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【展示会場①男鹿「神々と生きる島」展】
会期:2018年2月16日(金)~25日(日)
※水曜日・木曜日定休
時間:12:00~15:00
会場:里山のカフェ ににぎ(男鹿市北浦真山字賽ノ神下14 TEL.0185-27-8422)
http://ninigi-cafe.com/
展示内容:「オンガトンガ」の物語 映像上映、川村亘平斎切り絵日記「ひざくりげ」、2016~2017年度に行われた男鹿半島フィールドワークのビジュアルレポート2017年度に行われた男鹿半島フィールドワークのビジュアルレポート

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【展示会場②秋田市 URA~川村亘平斎影絵公演「オンガトンガ」の裏側展】
会期:2018年2月16日(金)~25日(日)
※月曜日・火曜日定休
時間:水曜日~金曜日14:00~18:00、土曜日・日曜日12:00~18:00
会場:川反中央ビル3階 ”studio”(秋田市大町3丁目1-12)
https://www.facebook.com/studioCD/
展示内容:「オンガトンガ」の物語 映像上映(裏舞台より)、舞台音楽、影絵の展示

(PHOTO:船橋陽馬)

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