本学大学院修士課程2年生の安村卓士さんが参加する展覧会「手つかずの庭」がTHE ROOMERS' GARDENにて開催されました。会期中には、本学学生と卒業生が運営しているオルタナティブ・スペース「オルタナス」と連動する企画も構想しました。


【展覧会ステートメント】
散り散りになったモノたちが別々のリズムを刻んでいる雑然とした空間。そんな手つかずの庭のような状態をいかにして肯定できるだろうか。
震災について考えさせられ、街のために何ができるかと問われ続けてきたこの地で一番重要なことは、そういったことに囚われずに、当事者か非当事者かも関係なく活動できる空間を作ることではないのか。そのためには、この街で生まれたいくつもの線(意味)を紐解いていく作業をとおして、雑然としたまとまりのない庭(空間)を作る必要があるのかもしれない。


【開催概要】

企画展「手つかずの庭」

会期:2021年8月14日 – 9月26日
会場1:石巻のキマワリ荘(宮城県石巻市中央2丁目4−3)
会場2:ART DRUG CENTER(宮城県石巻市中央1丁目2−7)
会場3:THE ROOMERS’ GARDEN(宮城県石巻市中央1丁目8−8)
入場料:無料

展覧会ウェブサイト:手つかずの庭