「オクトーバー・スクール」創設者の一人であるシャルミラ・サマント氏をお招きし、特別講義とオクトーバー・スクール報告会を開催しました。


「オクトーバー・スクール」の創立者の一人である芸術家・キュレーターのシャルミラ・サマント氏をお迎えし、社会的に無視されたコミュニティや社会運動家と協働しながら、グローバル化やアイデンティティ、消費者主義等の課題を中心としたプロジェクトについてお話しいただきました。
また、2019年10月~11月にメキシコ市にて開催された「オクトーバー・スクール」に本学から参加した、服部浩之(本学大学院准教授)、今村安里(本学アーツ&ルーツ専攻4年生)、原万希子(国際交流アドバイザー)による活動報告が行われました。
後半では、本学大学院教授であり「旅する地域考」を企画する岸健太や岩井昭成、そして高嶺格教授も加わり「オクトーバー・スクールを秋田で実現することの可能性」について多くの討論がなされました。


【開催概要】
・日時:2020年1月16日(木)18:00-21:00
・場所:秋田公立美術大学 大講義室
・登壇者:シャルミラ・サマント(芸術家・キュレーター)、服部浩之(本学大学院准教授)、今村安里(本学アーツ&ルーツ専攻4年生)、原万希子(国際交流アドバイザー)
・主催:秋田公立美術大学大学院、国際交流センター
・公式サイト >>>

・「オクトーバー・スクール」(October School)とは?
パブリックアートを巡る美術教育の実験場として、メキシコやインド、スイス、南アフリカ等の世界各国の美術系大学の学生たちが一堂に会し、数週間に渡って議論を交わすワークショップであり、本学は昨年度から参加しています。社会実践に関わる様々なレクチャーや専門家による市内ツアーやフィールドワークを実施し、生まれ育った文化も人種も違う学生たちが、世界情勢に沿った作品(プロジェクト)プランを発表し合います。