複合芸術会議2018:仙台セッション『トランス・ローカルと想像力 越境する知とアートの方法論』が、せんだいメディアテークにて開催されました。


21世紀の世界において、芸術実践はグローバルな情報網やコミュニケーション技術のネットワークに深く関わりながら、人間と非人間が織りなす具体的な現実そのものへと向かいつつあります。そうした中で、従来の芸術研究の枠組みに囚われない、超領域的な対話や実践のあり方が模索されています。諸領域を越境しつつ、深く同時代の現実に関与する「トランス・ローカルの想像力」が、これほどまでに求められている時代はなかったかもしれません。
秋田公立美術大学では、2019年4月に開設する大学院複合芸術研究科博士課程を控え、ローカルに根ざしつつ、横断と越境を目指す新たな実践の可能性をめぐって「複合芸術会議2018:仙台セッション」を開催いたします。



<開催概要>
複合芸術会議2018:仙台セッション
『トランス・ローカルと想像力 越境する知とアートの方法論』
日時:2018年11月11日(日) 18時30分〜20時30分
場所:せんだいメディアテーク7階スタジオシアター(宮城県仙台市青葉区春日町2-1)
入場無料・予約不要
主催:秋田公立美術大学大学院複合芸術研究科

<プログラム>
・基調講演1
時間:18:30-19:00
講師:白杉悦雄
題目:「成熟社会における芸術と人文知:越境するアートの視点」

・基調講演2
時間:19:00-19:30
講師:唐澤太輔
題目:「夢と創造性:南方熊楠の超域的パースペクティブから」

・クロストーク
時間:19:30-20:30
登壇者:白杉悦雄・藤浩志・石倉敏明・唐澤太輔
テーマ:「トランス・ローカルの創造性に向けて」