本学大学院生(博士課程)が、ギャラリーブルーホールにて個展を開催しました。
様々な環境下でトロンボーンによるサウンド・パフォーマンスを実践してきた美術家・現代音楽家の宮本一行は、音を通じて環境との対話を試みている。本展覧会「宮本一行 接触の形跡」では、1922年に建てられた日本酒貯蔵庫を改修したギャラリー「ブルーホール」に潜在する様々な現象を引き出した光と音によるインスタレーションを展開する。
大正時代に建てられた煉瓦造りの酒蔵は、秋田杉の香りが仄かに漂い、深海を彷彿とさせる静かで広大な空間を有している。その場に立ち上がる音響や微かに差し込む自然光を手掛かりに創造された展示空間では、作者自らが展示空間に接触した形跡を追体験することができる。
【開催概要】
宮本一行 接触の形跡
■会期:2020年10月17日(土)から12月27日(日)(10:00-16:30)
■会場:ギャラリー ブルーホール
■住所:秋田県潟上市飯田川飯塚字飯塚34-1 小玉醸造株式会社内
■電話:018-877-5772 (小玉醸造)
■休館日:なし ※会期中イベントなどによる臨時休館あり
■観覧料:一般300円、中高生100円、小学生以下無料
■主催:NPO法人ギャラリーブルーホール