アーティゾン美術館(旧ブリジストン美術館)にて、2019年ヴェネチア・ビエンナーレ日本館展示を再構成した帰国展が開催されます。服部准教授キュレーションのもと、石倉准教授も参加。
ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展は、イタリア、ヴェネチアの各所を会場とし、2年に一度開催される現代美術の国際展です。1895年から120年以上の歴史を重ね、今なお大きな影響力を持っています。日本館はブリジストン美術館(現アーティゾン美術館)を設立した石橋財団の創設者・石橋正二郎氏が建設寄贈したことにより、1956年に開館しました。そのような歴史的つながりから、アーティゾン美術館で帰国展が開催されることとなりました。
「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」は、キュレーターの服部浩之を中心に、美術家、作曲家、人類学者、建築家という4つの異なる専門分野のアーティストが協働し、人間同士や人間と非人間の「共存」「共生」をテーマに構成されました。本展は、ヴェネチアでの展示をもとに、アーティゾン美術館の展示室にあわせて再構成するものです。帰国展では、日本館展示室を90%のスケールで再現し、日本館と同様の構成で各作品をインストールした再現展示室を軸に据えています。
映像・音楽・言葉・空間の4つの要素が共存するインスタレーションに、ドキュメントやアーカイブなどの新たな要素を加えご紹介します。
*アーティゾン美術館の展覧会紹介を参照抜粋し、加筆したものを記載。
*写真:アーカイ美味んぐ、提供:アーティゾン美術館
【開催概要】
会 期 : 2020年6月23日[火] – 10月25日[日] ※会期変更
開館時間: 10:00-18:00(祝日を除く毎週金曜日は20:00まで /当面の間、中止)
*入館は閉館の30分前まで
休館日 : 月曜日(8月10日、9月21日は開館)、8月11日、9月23日
会 場 : アーティゾン美術館 5 階展示室
主 催 : 公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館、独立行政法人国際交流基金
展示機材協力: キヤノンマーケティングジャパン株式会社
同時開催:
ジャム・セッション 石橋財団コレクション × 鴻池朋子 鴻池朋子 ちゅうがえり(6階展示室)
石橋財団コレクション選 (4階展示室)
特集コーナー展示|新収蔵作品特別展示:パウル・クレー
特集コーナー展示|印象派の女性画家たち
*ウェブ事前予約・入館料等については、アーティゾン美術館WEBサイトにて、ご確認ください。