『サバイバル複合芸術 ― Survive with Transdisciplinary-Arts』vol. 3『「根生」 - 詩の視力 - 詩が根づく〈場〉とこれから』を開催いたします。
※イベントの様子は以下よりご覧いただけます。
3月18日、岐阜市のGallery Caption ETHICAで開催された、”複合芸術会議2023 サバイバル複合芸術 Vol.3「根生」 – 詩の視力 – 詩が根づく〈場〉とこれから” の記録動画をアップいたしました。ゲストに詩人の松井茂さんをむかえた本回では、前半に松井さんによる自身の詩の朗読を含めた詩の定義や鋳型についてのレクチャーを実施しました。後半にはモデレーターである博士課程3年の佐々木樹と詩を書くことの意義や詩人と名乗る態度などについて、トークセッションを行いました。詩や詩人という存在にご興味・ご関心のある方はぜひご覧ください。
(博士課程3年 佐々木樹)
- 記録画像①
- 記録画像②
- 記録画像③
開催概要
Vol.3 「根生」 - 詩の視力 - 詩が根づく〈場〉とこれから
モデレーター:佐々木樹
ゲスト:松井茂(詩人・映像メディア研究者・情報科学芸術大学院大学准教授)
開催日時:3月18日(土) 14:00-17:00
*前半は松井茂によるレクチャー、後半はモデレーターとのトークイベントを予定しています。
*17時~18時までは歓談の時間としますので、予約不要でご参加いただけます。
定員:最大8名まで
開催場所:ETHICA
住所:岐阜市八幡町14‐3 三輪ビル2F.
Web :https://www.gallerycaption.info/ethica
詩はどこに生きているのか。またその様子はどのようにして見られるのか。2022年に出版された『アートと地域の協働をキュレーションする』において詩と社会の関わりについて言及した詩人・松井茂と、詩が根付くことのできる〈形〉と〈場〉についてディスカッションします。
登壇者
ゲスト:松井茂
1975年東京都生まれ。詩人。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]准教授。詩集に『@ma84923230』(engine books、2021)、『二●二●』(同、2020)等。著書に『虚像培養芸術論 アートと テレビジョンの想像力』(フィルムアート社、2021)。共編に『虚像の時代 東野芳明美術批評選』(河出書房新社、2013)等。共著に『テレビ・ドキュメンタリーを創った人々』(NHK出版、2016)等。 キュレーションに「磯崎新の謎」(大分市美術館、2019)など。
モデレーター:佐々木樹
1992年宮城県仙台市生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。日本大学大学院芸術学研究科文芸学専攻修了(同専攻学位記受領者総代)。情報科学芸術大学院大学産業文化研究センター研究員。兵庫県尼崎市立美方高原自然の家「とちのき村」アーティスティック・アドバイザー。地域アートプロジェクト「みなとメディアミュージアム」アーティスティック・ディレクター。
専門分野は詩・ビジュアル社会学。社会学的視点を基礎としながら主に写真を活用したビジュアル観察法を用いて、個々人に内在する感情・記憶を探り、それらを想起させる断片を集積することを通して、今日の社会に通底する共通・共異の「詩性」を探る試みをしている。
来場予約フォームはこちら
* 現地での参加は8名までになります。
* 先着順で受付をし、定員に達し次第募集を締め切ります。
* 来場者には松井茂さんの詩集を1冊お渡しする予定です。
* 問い合わせ先:umakutodokanai◇gmail.com(送信される際は◇を@に変えてください)
- 佐々木樹
- 松井茂
『サバイバル複合芸術 ー Survive with Transdisciplinary-Arts』
秋田公立美術大学の博士課程学生が企画「生」に関する4つのセッションを行います。
詳細についてはこちらからご確認いただけます。各セッションで取り扱う生をめぐる問題は、アートとあらゆる専門領域が密接に結びつきながら展開されています。本企画では、日常生活で体感している資本主義システムにおける一義的な生だけでなく、様々に営まれている「多層的な生の存続」(サバイバル)について、複合芸術の視点から見つめ直していくことを試みます。
問い合わせ先: icta_aa@akibi.ac.jp