佐藤 朋子
Tomoko Sato
アーティスト
1990年長野県生まれ。現在、神奈川県横浜市を拠点に活動する。フィクションとドキュメントを行き来する物語構造およびレクチャーの形式を用いた「語り」の実践や、映像メディアを⽤いてパフォーマンスを⾏う。
2018 年、レクチャーパフォーマンス作品《しろきつねプロジェクトvol1, ”隠された歌”》(BankART Studio NYK, 横浜)を発表。
狐と⼈間の伝説である説経節「信太妻」を底本としたオペラ「The White Fox」(岡倉覚三〔天⼼〕作、未完)にもう⼀つの戯曲があった設定を作り、⽇本につたわる「狐につままれた話」を根幹とした作品を発表した。
2019 年には、《103 系統のケンタウロス》(Gallery Saitou Fine Arts, ⻩⾦町)を発表。鑑賞者は横浜市営バスに乗⾞し、その最中に冊⼦と⾳声を鑑賞した。
現在は、廃墟として横浜に現存している旧根岸競⾺場と、ギリシャ神話のケンタウロスの⼆者を主なモチーフに、過去と現在の⼈と⾺の変化を扱う。www.tomokosato.org