「自分の旅を企画し、旅する」 個別リサーチ
渡邊 拓也
● 8/8 中間発表 #1
最初は藁(わら)に興味があった。羽後町で土方巽の撮影地に行ったとき、垂直と水平の畑が続く風景の中にフニャフニャした土方が現れたのは象徴的だった。
稲作文化に興味が湧いている。稲作により、計画を立てて社会的に生きる概念、種まきの時期といった未来ができたということを昔、読んだ。所有というものができ、今ある社会のベース、原風景という空間があったのかなと。美しく見える気持ち悪さというのも感じた。
秋田の稲作と、自分のいる都市に米や電気を運んでくる不均衡さ。稲作文化が日本人に作り出した功罪の最初の出来事ではないか。それを探りたい。
個人リサーチでは、人工の干拓地・大潟村を訪れ、減反政策などリアルな現状を聞きたいと考えている。
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● 8/15 中間発表 #2