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「旅する地域考」は、秋田県内の土地を密度の高い集団で移動する経験を軸に、2018年から4回のプログラムを実施してきた。
私たちの生活の器としての「地域」を探るうえで、集団の旅が醸す心と身体の変化はさまざまな視座を与えてくれた。withコロナの時代においてもそこは何ら変わりはしない。むしろ「地域」を「考」えるチャンスである。
例えば、広さ、距離、方向といった
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地域と移動にまつわる概念は、私たちの日常レベルでも大きく変化したといえる。各地に散らばる受講生が、それぞれの旅をオンラインを含む複合的なメディアで共有するとき、移動する/移動しない「旅」の経験、「地域」はいかなる輪郭を描き出すのか。
私たちにとっても未経験のプログラムに挑むことになるが、旅とは未知の領域に足を踏みこむことでもある。
さあ、旅立つ準備を整えよう。