ステファニー・ガウス
Stefanie Gaus
映画監督
ドイツ・ベルリンを拠点に活動する映像作家。プラハのFAMUフィルムアカデミーで学び始め、ケルンのメディア芸術アカデミーを卒業。2007年から19年まで、ベルリン芸術大学でナラティブ・フィルムの分野で芸術助手として教鞭をとる。政治的、社会文化的な影響への関心と、空間的、建築的な次元への独特の視点が、芸術的実践と映画の基礎となっている。作品は、ブエノスアイレス、バンクーバーをはじめとする国際映画祭のほか、ベルリン市内上映されている。
また、映像作家/作家のフォルカー・サッテルとのコラボレーション作品『Beyond Metabolism』(2014)は、京都のゲーテ・インスティテュート鴨川荘でのレジデンス期間中に制作され、ベルリン映画祭でプレミア上映された。2017年、ベルリンのKulturraum Zwingliで映画プログラム「Cinema+(映画+対話+カルトブランシュ)」を開始。空間の中で展開し、イザベル・スペングラー、リリ・クシェール、ソーニャ・シェーンベルガーとのコラボレーションによるアートプログラム「Korrespondenzen」(2019年)となる。
現在、秋田県大潟村を舞台に制作した作品の完成が控えている。