石倉 敏明

画像:石倉 敏明
  • 職位

    准教授

  • 学位

    修士(総合政策学)

  • 研究分野

    芸術人類学、神話学

  • 学歴

    1997.3
    亜細亜大学国際関係学部国際関係学科 卒業
    2002.3
    中央大学大学院総合政策研究科博士前期課程 修了
    2010.3
    中央大学総合政策研究科博士後期課程 博士課程単位取得後退学

  • 職歴

    2003.4-2004.3
    国立民族学博物館 共同研究員
    2005.10-2006.3
    多摩美術大学 芸術人類学研究所設立準備室 嘱託職員
    2006.4-2009.3
    多摩美術大学 芸術人類学研究所副手
    2009.4-2011.3
    多摩美術大学 芸術人類学研究所 助手
    2011.4-現在
    明治大学 野生の科学研究所 研究員
    2013.4-現在
    秋田公立美術大学 美術学部美術学科 講師(2017年准教授に職名変更)
    2017.4-現在
    秋田公立美術大学大学院 複合芸術研究科 准教授

  • 主な業績
    2003
     論文「生を与えまたそれを奪う神 -環太平洋に伝わる「岩戸隠れ神話」の比較分析」『大学院
     研究年報 総合政策研究科篇(6)』(中央大学)
    2009
     論文「女神と対称性 ―ネコ科動物をめぐる神話イメージについて」『総合政策研究 創立15
     周年記念特別号』(中央大学)
     編著『タイ・レイ・タイ・リオ紬記』エピファニー・ワークス(高木正勝氏によるCD作品『タイ・レイ
     ・タイ・リオ』付属の神話集編纂、解説)
     共著『折形デザイン研究所の新・包結図説』(ラトルズ)
    2010
     論文「裸の精霊 ―後期旧石器時代の女性小像について」『多摩美術大学研究紀要(24)』
     (多摩美術大学)
     展覧会 「東京アートミーティング トランスフォーメーション」展(企画協力、アーカイヴ展示=
     R.L.A.T.、カタログ、関連レクチャー等)東京都現代美術館
    2011
     論文「生命と芸術の発生 ―<母>の聖性表現について」『多摩美術大学研究紀要 (26)』(多
     摩美術大学)
     展覧会「自然の産婆術/ MAIEUTIKE 野生の創造」展(グループ企画展/馬喰町ART+EAT
     /東京)
     論文「芸術人類学ことはじめ」『ART ANTHROPOLOGY 05』(多摩美術大学芸術人類学研
     究所)
    2012
     論文「生きているマンダラ ―ヴァジュラ・ヨーギニーとサンクの生態宇宙論」『人と動物の人
     類学 (来たるベき人類学5)』(奥野克巳ほか編/春風社)
     共著「生活思想の地図を広げて」(鞍田崇・三谷龍二との鼎談)『道具の足跡 ―生活工芸の地
     図を広げて』(アノニマ・スタジオ)
    2013
     共著『「生活工芸」の時代』(三谷龍二・新潮社編/新潮社)
    2014
     研究発表(全三回)「ホモ・エデンス 可食性の人類学」(明治大学野生の科学研究所)
     講演「東北の自然に根ざした芸術」(第29回国民文化祭・あきた2014美術展記念講演)
     論文「月とコルヌコピア:周期性表現の起源について」『秋田公立美術大学紀要(1)』(秋田公
     立美術大学)
    2015
     論文「山々から生まれた番楽」『KAMIKOANIプロジェクト秋田2012-2014』(芝山昌也編
     /KAMIKOANIプロジェクト秋田実行委員会)
     共著『野生めぐり 列島神話の源流に触れる12の旅』(田附勝写真/淡交社)
     書評「書評:山口未花子著『ヘラジカの贈り物 – 北方狩猟民カスカと動物の自然誌』」『文化
     人類学 79(4)』(日本文化人類学会)
    2016
     論文及び関連マップ作成「今日の人類学地図:レヴィ=ストロースから「存在論の人類学」ま
     で」『現代思想 2016年3月号臨時増刊号:特集人類学のゆくえ』(青土社)
     講演録「『人間の向こう側』へ」『どうぶつのことば──根源的暴力をこえて』(鴻池朋子 編
     著/羽鳥書店)
     講演「東北に生きる造形思考」(日本基礎造形学会 2016年秋田大会基調講演)
    2017
     論文「社会の内なる野生 : 宇宙論の境界を更新するイヌとオオカミ」『現代思想 2017年3月
     号 総特集:人類学の時代』(青土社)
     作品展示《古き東北のかけらを保て》(共同制作:石倉敏明+田附勝)、展覧会「精神の北へ
     vol.7 かすかな共振をとらえて:東京」(2017年6月9日~6月18日、東京都美術館 )
     リサーチプログラム「r:ead #5 レジデンス・東アジア・ダイアローグin香港」(2017年6月15日
     ~6月25日、香港各所)
     論文「可食性の創発:築地市場と食の人類学」『現代思想 2017年7月号 総特集:築地市
     場』(青土社)
    2018
     論文「アートと人類学の地殻変動 」(人類学者の視点 人類学におけるイメージと表現) 『美術
     手帖』2018年6月号 (美術出版社)
     論文「複数種世界で食べること:私たちは一度も単独種ではなかった」『たぐい』01号(亜紀
     書房)
    2019
     作品展示《Cosmo-Eggs|宇宙の卵》(共同制作:下道基行+安野太郎+石倉敏明+能作文
     徳)、展覧会「第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示 Cosmo-Eggs|宇宙の
     卵」(2019年5月11日~11月24日、ジャルディーニ会場・日本館)
     書籍(共著)(石倉敏明,・白川昌生・山田創平・アーツ前橋・今井朋+吉田絵美編著)『表現の
     生態系:世界との関係をつくりかえる』(左右社)
     展覧会企画委員、作品展示《赤城山リミナリティ》(共同制作:尾花賢一+石倉敏明)、展覧会
     「精神の生態系 世界との関係をつくりかえる」(2019年10月12日~2020年1月13日、アーツ
     前橋)
     作品展示《接触から共振へ》、展覧会「精神の〈北〉へvol.10:かすかな共振をとらえて」(2019
     年9月21日~2020年1月26日、ロヴァニエミ美術館)
    2020
     書籍(共著)『Cosmo-Eggs | 宇宙の卵(第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館
     展示カタログ:日本語版)』(下道基行・安野太郎・石倉敏明・能作文徳・服部浩之共編著)、
     (LIXIL出版)
     論文「サイボーグ・複数種・堆肥体 : ダナ・ハラウェイによるコンタクト・ゾーンの拡張 (ダナ・
     ハラウェイ 「からだ」と「生態系」という現場から生まれる思想を、アートのなかで読み直す)」
     『美術手帖』2020年2月号 (美術出版社)
     書籍『Cosmo-Eggs | 宇宙の卵 コレクティブ以後のアート』(下道基行・安野太郎・石倉敏
     明・能作文徳・服部浩之共編著、torch press)
     論文「「宇宙の卵」と共異体の生成――第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館
     展示より」『たぐい』02号(亜紀書房)
     論文「大地のものたちの呪術――田附勝写真集『KAKERA』をめぐって」田附勝『KAKERA』
     (T&Mプロジェクト)
     学会発表記録「『民族藝術学会誌 arts/』リニューアル創刊記念公開シンポジウム Cosmo-
     Eggs|宇宙の卵:ヴェネチィア・ビエンナーレ2019日本館:アートと人類学の交点から考える」
     (共著:吉田憲司・下道基行・石倉敏明・川瀬慈・中村史子・岡田祐成)、『民族藝術学会誌
     arts/』36号(民族藝術学会)
     論文“A Calling from the Invisible History”「不可視の歴史からの呼び声〜シンディー望月
     『石紙鋏』をめぐって」Cindy Mochizuki, Rock, Paper, Scissors: K is for Kayashima, 分担
     執筆 (ArtSpeak)
     論文「反復とノイズの先に現れるもの」“What Emerges Beyond Repetition and Noise” 岩
     井優『MASARU IWAI WORKS01』(read only book)
     作品展示《Cosmo-Eggs|宇宙の卵》(共同制作:下道基行+安野太郎+石倉敏明+能作文
     徳, 服部浩之)、展覧会「第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本帰国展」(2020年6
     月23日~10月25日、アーティゾン 美術館)
     論文「溶解する地球と感染症時代の動物たち」『美術手帖』2020年6月号(美術出版社)
     作品展示《藻が海ヘテログラフィー》(共同制作:尾花賢一+石倉敏明 )、展覧会「山形ビエ
     ンナーレ2020 | 山のかたち 命のかたち」(2020年9月5 日~2020年9月27日、東北芸術工科大学)
     作品展示《「起源と対話 木・火・土・金・水」のために》(共同制作:大小島真木+石倉敏明)、
     展覧会「大小島真木 起源と対話 木・火・土・金・水」(2020年12月19日~2021年1月24日、
     美郷町学友館)
     作品展示《菅江真澄プロジェクト》(共同制作:唐澤太輔+石倉敏明)、展覧会「ARTS &
     ROUTES -あわいをたどる旅-」(2020年11月28日~2021日3月7日、秋田県立近代美術
     館)
    2021
     論文「獣の肉を食い、獅子の腹から生まれる ――獣頭芸能に見る複数種の想像力」『たぐい』
     03号(亜紀書房)
  • 担当科目

    東北生活文化論
    文化人類学
    文化人類学特論
    現代芸術演習(アーツ&ルーツ)
    アーツ&ルーツ導入演習
    アーツ&ルーツ基礎演習
    アートプロジェクト演習
    アーツ&ルーツ応用演習
    卒業研究(アーツ&ルーツ専攻)

    【複合芸術研究科】
    複合芸術論
    複合芸術応用論C
    複合芸術演習
    特別研究Ⅰ、Ⅱ
    複合芸術理論研究Ⅰ、Ⅱ
    複合芸術特別研究Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ

  • 作品例
    • <p>フィールドワーク光景<br />
(津軽半島/虫送り)</p>

      フィールドワーク光景
      (津軽半島/虫送り)

    • <p>フィールドワーク光景<br />
(北上山地/鹿踊り)</p>

      フィールドワーク光景
      (北上山地/鹿踊り)

    • <p>編著、共著等の書籍</p>

      編著、共著等の書籍