編入学試験FAQ
「入試FAQ」も併せて確認してください。
- Q1. 編入学ではどのような学生を求めていますか?
- 本学では3年次への編入であり、編入学生にも1、2年次から学ぶ学生と同様に、「新しい芸術領域を創造し、挑戦する大学」という基本理念のもとで、美術・工芸・デザインなどの個々の分野に捕らわれず、新しい芸術領域の創造に積極的に挑戦していくことを求めています。
このため、編入学生には、入学前の在籍校で専門分野の基礎力や専門性を高めておくことに加え、本学の教育課程でも重要視しているグローバルな視野や多元的な視点で物事を捉えるための基礎となる力を身に付けていることを求めています。 - Q2. 編入学の出願には条件がありますか?
- 編入学は、大学や短期大学、専修学校等の卒業者等で、本学への入学を強く希望する学生を対象にしています。
大学を退学した人の場合は、2年以上在学し、在籍校で卒業に必要な単位を62単位以上修得または修得見込みである必要があります。
詳細については編入学の学生募集要項でご確認ください。 - Q3. 美術・芸術系と違う学部、学科からでも編入することはできますか?
- 編入学の出願にあたっては、在籍校の出身学部・学科の専門分野による制限は設けていません。
ただし、出身学部・学科によっては、入学前の修得単位を本学の単位として認定することが難しい場合があるため、3年次からの2年間で卒業に必要な単位を修得することが困難な場合があります。 - Q4. 編入学では希望する専攻に所属することができますか?
- 本学では3年次から5つの専攻のいずれかに所属しますが、編入学では出願時に所属を希望する専攻を選択し、入学後に所属します。
このため、試験では希望する専攻で専門分野を学ぶために必要な力を有しているかを判断するため、面接と小論文、ポートフォリオのほか、本学で学ぶ意欲や明確な志望動機等を総合的に評価しています。
- Q5. 入学前の在籍校で修得した単位はどれくらい認定されますか?
- 本学入学前の在籍校で修得した単位のうち、本学で開講する科目の単位として読み替えが可能なものについては、卒業に必要な単位として認定を行います。
編入学の修業年数は2年ですが、単位認定の結果によっては、卒業に必要な単位を2年間で取得できない場合があり、2年を超える年数が必要になる場合があります。 - Q6. 3年次への編入でも、1、2年次の授業科目を履修しなければなりませんか?
- 本学の1、2年次では、教養科目で美術に関連する基礎的な理論と技術を学びながら、本学の特色ある5つの専攻すべての現代芸術に関する考え方を横断的に学ぶ教育課程となっています。このため、編入学生についても、入学後は1年次の専門共通科目である「現代芸術論」を修得することを必須としています。
また、単位認定の結果、1、2年次に開講される必修科目が認定されなかった場合は、入学後に必要な科目を修得する必要があります。 - Q7. 3年次から入学して2年間で卒業できますか?
- 本学を卒業するためには、卒業に必要な単位を124単位以上修得しなければなりません。
編入学の場合、入学時に認定された単位のほか、3年次からの専門専攻科目として卒業研究を含めた34単位、このほか卒業要件を満たすために必要な残りの単位をすべて修得できれば2年間で卒業することができます。
なお、4年次に卒業研究を履修するためには、4年次の前期までに卒業に必要な単位を100単位以上修得する必要があります。 - Q8. 編入学で入学した場合、教員免許や学芸員資格は取得できますか?
- 本学では4年間の在学中に所定の単位を修得することにより、中学校教諭一種免許(美術)、高等学校教諭一種免許(美術、工芸)、学芸員資格、二級・木造建築士受験資格を取得することができます。
編入学の場合は3年次への編入になることから、資格取得に必要な全ての科目を卒業までの2年間で修得することは困難です。資格の取得を希望される場合は、必ず事前にお問い合わせください。
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