ファイルの表記
Windows のファイルの表記方法は、ファイル名の部分と<拡張子と呼ばれる部分と分かれている。(両方併せてファイル名とも言う。)
ファイル名は、漢字、英数字、記号が使え、半角で1文字以上拡張子を含め255文字(実際にはパスを含むようで少なくなる。 )まで使うことが出来るが、使えない文字がある。
Windows95/98 ではスペースも使える。使えない文字 \ / * ? " < > | , ; :
255文字使えるが必要以上に長くしても、全部表示できないことがあるし、わかりにくい。またトラブルのあったときに、MS-DOSの環境で扱うときは、半角で8文字しか表示されない(長い場合は途中に「~(チルダ)」と通し番号が付く)から、出来るだけ短いファイル名が好ましい。
ファイル名は「名前の変更」で変更できるが、データファイル以外の変更は慎重にやらないとトラブルの原因になる。データファイルもそのファイル名を参照するアプリケーションがある場合は、参照ファイル名も変更しなければならない。
Outlook Express でメールをドラッグ&ドロップで保存するときは、件名がファイル名になるので、メールの件名もユニークな出来るだけ短いものが好ましい。
拡張子は「.」と英数字の半角3文字(「.html」のように4文字のものもある)で、ファイル名の後に付く。拡張子は通常ファイルの種類を表す。ファイルの種類に見合った拡張子をむやみに変更するとトラブルの原因になる。バイナリファイルはアプリケーションが決めた拡張子を使う。
テキストファイルは拡張子が「.txt」が普通だが、都合によって変更できる。(例「.log」)
実習8 EメールをFDに保存する。
Outlook Express の場合。
● メールを一つずつ保存する。
(1)Outlook Express で保存するメールを選択する。
(2)[ファイル|名前を付けて保存]で、保存する場所はFDドライブを指
定する。
(3)ファイル名は既定値はメールの件名になっているが、変更できる。同じ
フォルダに同一ファイル名で保存できないので、その場合は一部を変更
する。
(4)ファイルの種類は既定値の「.eml」とテキストファイル(.txt)と両方
(2回)保存してみる。
(5)保存されたバイナリファイル(.eml)とテキストファイル(.txt)を比
較してみる。
(普通メールのテキストファイルは文字コードが「JIS」になっているの
で、日本語が文字化けしている。これを「SIFT-JIS」に変換すると読
むことが出来る。変換にはソフトが必要。)
● 複数のメールをドラッグ&ドロップで保存する。
(1)Outlook Express を起動しておく。
(2)マイコンピュータを開きFDドライブが見えるようにしておく。
(Outlook Express とマイコンピュータの窓が見えるようにする。)
(3)Outlook Express で保存するメールを選択する。(複数選択できる。フ
ォルダの中のすべてのメールを選択するときは、どれか一つのメールを
選択しして、[編集|すべてを選択]か 「Ctrl + A」 )
(4) 選択したメールの範囲を右ドラッグして、マイコンピュータのFDド
ライブにドロップする。
(5)メニューの「ここにコピー」をクリックする。
(6) FDを開いて、表示を「詳細」にして、メールのファイル名、更新日時 などを確認する。拡張子が「.eml」になり、Outlook Expressで読める。
もどる